ジャイブ「処女はお姉さまに恋してる」単行本の感想

[ その他雑記 ]

先日注文した小説が届いたので早速読んでみました。

文章の雰囲気っていうかそういうのが原作によく似ています。キレイな言葉遣いで、個人的に好みです。ただ、ページ数のわりに字が少ないので、ものの30分で読み終わってしまいました。ちょっと残念。まぁ、私が原作を何度もプレイしてるので話の流れがつかめていた、ということもあるでしょうし、元々本読むのは早い方なんですけど。それを考慮に入れても文章量がちょっと足りないかな。会話文が多いですし。ゲームじゃなくて小説なのですから、もう少し文章そのものの量を増やして欲しかったです。どうも読んだあとに物足りなさが残ります。

あと、そうそう忘れちゃいけない挿絵の話。ハッキリ言いますけど、酷いです。原作の絵とは似ても似つかぬもはや別物。幸いにも挿絵は全て見開き2ページに描かれているので、どうしても嫌な人はのり付けしてしまうのも手だと思います。表紙は原画描いた人が描いてるのに何故に挿絵は違う人が描いてるんでしょうか、謎。

物語は原作の貴子嬢シナリオを貴子嬢の視点から書いたものです。貴子嬢ファンは必読ってところでしょう。中古で300円も出せば読めるので買っておいて損はないです。定価の900いくらで買う価値はないと思いますけど。何度もしつこいとは思いますが敢えてもう一度。もっと文章量があればなぁと。

おとボクの小説はあと2種発売されているので、そっちも買ってみようかなとか思っていたりいなかったり。ただそっちはエロ描写有りみたいなんですよね。個人的にエロ描写はなくていい、っていうかむしろない方が良いのでどうしようか迷ってます。

今回の記事で雑記帳は間違いなくキッズgooに弾かれますね。どうでもいい話ですけど。

2006年10月18日水曜日 22時17分31秒