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その画像は何のための画像?

上の記事を読んで。なるほどとか思いつつ色々考えたので書く。

ブコメで北村さんもおっしゃってるように、その画像を閲覧者に情報として提供するものなのか否かが判断基準でしょ。その画像が情報であるなら書くべきimg要素で記述すべき。情報としての画像であれば、alt属性の内容も自ずと定まってくるだろうし。いきなり「CSSの背景画像とするかどうか」を考え出すのはWebページを制作する本来の目的である「情報提供・共有」ってことから外れてるように思う。

画像情報として提供しなければならないものはimg要素になるし、そうではない装飾のための画像はCSSで背景画像にしてしまえばいい。

っていうか、写真とかに「~の写真」なんてalt属性に書いたところで意味がない *1 わけで。そもそも画像でしか伝わらないことってあるよね。だから個人的には「空のalt属性」はありだと思ってる *2

テキストブラウザを常用してる人は画像が表示されないことなんて百も承知で使ってるわけで、乱暴な言い方だけど、そういった人のことを考慮する必要はないんじゃないかな。音声ブラウザとかスクリーンリーダに関しても、無理やり写真等にalt属性入れることによって、かえって読み上げられる文章の流れがおかしくなるんじゃないかと思っていたりもする *3

というわけで(謎)。alt属性が空だからって、何でもかんでもCSSの背景画像として指定してしまうことに私は反対。

  1. かといってalt属性に詳細な写真の説明書くのはなんかおかしい、それは本文に書くべき。[]
  2. もちろん、テキスト情報を含むロゴ画像なんかについてはしっかり「代替テキスト」を書かなきゃダメ。[]
  3. アクセシビリティの専門家じゃないし、実際に障害持ってる人とお話ししたこともないから全くの想像だけどね。[]